2007年10月02日
近江女と猫二匹の出逢い
約1年前になる。
先住猫を病気で亡くし、彼女を瀬田川の畔にあるペット霊園で葬った。
彼女のお骨は、ペット霊園に納め、時々おまいりに行っている。
猫友のhisanaさんが、先住猫、福来。ちゃんに逢いたいと仰って下さったので
hisanaさんを連れて、秋の瀬田川まで行った時のこと。
そのペット霊園の火葬場に、猫が5匹捨てられていた。
「その子の一匹は福来。ちゃんにそっくりですよ」という
霊園の方の言葉に、気持ちがぐらぐらと傾いて、見ることに…
「福来。が帰って来た~」
仔猫を見た瞬間、思わず私はそう叫んでいた。
それほどに、先住猫・福来。ちゃんにそっくりな猫が箱に入っていたのだ。
場所は瀬田川のしかも、南郷洗堰より下流。
火葬場がそこにあるのを知っているのは、きっと近くの人に違いない。
この子達は、滋賀県生まれだと私は信じている。
5匹の内、1匹は元気で逃げてしまった。
残り4匹は、充分食べていなかったこともあり、猫風邪をひき
女の子に限っては、もう命からがらという感じで
私の住まいのある京都まで連れて帰っても、大丈夫だろうか。
途中で亡くなってしまわないか、そんな状態だった。
それでも、何とか無事に京都に辿り着き、
フードを上げると、貪るように食べて、落ち着き、遊びだしたのだった。
4匹の内、男の子2匹は、里親募集をして、埼玉に行った。
で、残ったのは、女の子2匹。
一匹は愛想がよくて、会社で言うなら番頭さん(専務)タイプ。
もう一匹は、不器用なんだけれど、一生懸命生きていて
そのくせ頼りになる昔気質の社長さんタイプ。
やはり猫も、滋賀県人の気質を持っているんやなぁって思ってしまう。
先住猫が亡くなって、きっと生まれ変わってくると信じていたのだけれど
妙に、「滋賀県で出逢う筈」という確信にも似た気持ちがあったっけ。
なぜだか判らないけれど、絶対に滋賀県で出逢えるって。
(本当言うと、実家の長浜で出逢えるって思っていたのだ。
少々南に行ってしまったけれど、立派に滋賀県で出逢っているもんね!)
京都で暮らす近江女三人(一人と二匹)
まっ、ゆったり、まったり、楽しくのんびりと暮らしていこうと思っている。
Posted by 和代 at 17:10│Comments(0)
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